心の疲れをとるには、まず体を休ませること
昨日このブログで「わび」さんと「ぱやぱやくん」のめちゃめちゃ共感するTweetを引用させていただきましたが、このおふたりは、自衛隊のご出身。
そして、いま自分が読んで癒されている本の著者である下園壮太さんも、元・陸上自衛隊心理教官。
たまたま私が惹かれる文章が、奇しくもみんな自衛隊を経験している方々のものなんておもしろい。
3人がおっしゃるには、自衛隊は真面目ながんばりやさんが多いとのことで、私自身も本人は気づいていないもののおそらく真面目ながんばりやだから、そこのところで惹かれるのかなあ、なんて思っています。
ちょっと修行好き?
いま「禅」の思想にも惹かれていて、禅の僧侶にも自衛隊員にも、”厳しい修行を乗り越えていくからこそ得ることができる人生哲学” という匂いがあって、私はそういうものが好きなのかもしれません。
自分の人生の後半でなかなか厳しい修行が続いているのは、自分が引き寄せているからなのかもしれないなあ。
表面的にはもう修行はこりごりだと思っているのに、魂が求めているのかもしれない。
いやいやもう修行はよかですよ・・・。
さて、そんなわけで、わびさんやぱやぱやくんのTweetや下園壮太さんの本に癒されているのですが、そこから気づかせていただいたこと・・・
それは
心の疲れを感じるならば、まずは体を休ませろ
ということ。
前出の、昨日のブログに引用したTweetも、まさにそのような内容でした。
- たいしたことじゃないのにイライラしてしまう
- すごくプライドが傷ついてしまう
- 理由もなく落ち込んだり焦ったりしてしまう
- 自分を責めてしまう
- 人が怖くなる
- やる気が出ない
そのようなときは「心が疲れているとき」。
あれ?っと思ったら、少し自分の生活を振り返ってみると、たいてい働き過ぎていたり、動き過ぎていたりするのではないかと思います。
ついつい、「心が疲れているのだから、気分転換に〇〇をしよう。」と思ってしまいがちですが、比較的元気な時期ならばそれで気分転換できることもあるかもしれないけれど、うつっぽくなってしまっているときには、激しく動くとかえって疲れてしまうこともあります。
一番良いのは、とにかくまず「休む」こと。
がんばりやさんは、この「休むこと」が苦手でなかなかできない、ということは、私自身がそうなのですごくよくわかります。
そんなときは「休むことを自分に赦す」ことが大切なんですよね。
そこだけがんばって、あとはがんばらない。
- 眠れるだけ眠る
- 美味しいものを食べる
- 少し回復したら軽く気分転換になる活動をする
この3つに絞って1日を過ごすのが良いようです。
3.の軽く気分転換になる活動について、下園さんは次のようにおっしゃっています。
心が疲れているときは、何か心配事があり、それについて考え続けてしまうことがストレスになります。ですから、気分転換のためには、自分が「不安を感じないで済む」ようなことをやればいいのです。
不安を感じないで済むようなことというのは、心配事から「気をそらす」程度でいいのです。あまりエネルギーを使わないで、ある程度集中できて、しかもちょっと心がウキウキするようなことはないでしょうか。
ちなみに下園さんは、じっとしているよりも体を動かしたいタイプなので、テニスの壁打ちやゴルフの素振りをなさるそうです。
運動が好きな人ならば、このように軽く運動するのが良さそうですね。
じっとしておくほうがいい人は、お気に入りのカフェでゆっくりしたり、本を読んだり、短い動画を見たり、軽いゲームをしたりなど、なんでもいいので、自分にとっての「とっておきの方法」を見つけておくと良さそうです。
↑いま読んでいるのはこの本。すごくいい。
私はといえば、まだまだひとりでいるとトラウマ級の半年間のつらい出来事が浮かび上がってきてしまうので、その記憶から気をそらすために、「本を聴く」ということにハマっています。
具体的には、以前にも書いたのですが、Amazon Audible にものすごく助けられています。
本が語りかけてくれてちょっと孤独から救われる感じもするし、本当に癒されます。
もちろんどの本を聴くかにもよります。
上手に選ぶことができれば最高です。
明日まで私は仕事お休みです。
3日間の連休。
家族と連絡とらなければならなかったりしてしんどいこと(自責の念に苛まれる)もあったりするけど、できるだけ考えないようにして、ゆっくり体を休めています。
そのあとはまた朝10時から夜10時までの仕事が続くので、明日までとことんゆっくりするつもりです。