どん底から立ち直ってがんばるぞ

50代後半でまさかのどん底を味わってプチうつに。ここからまた新たな人生を歩み始めるべく気づきと軌跡を綴ってまいります。同じような心を持つ方と一緒に進んでいけますように。

私はなにもわかっていなかった

15連勤の後、この2日間はゆっくり休むことができました。

けれども元気な時の自分からするとまだまだエネルギー値が低いみたい。

外に出かけて行こう、人に会おう、という気持ちが湧いてこない。

心と身体はまだ疲れているのですね。

うつ状態からまだ抜け出ていないんだな、と思います。

ちょっと近所の銀行に行っただけで疲れてしまいました。

 

そんな今の私には、心について書かれた本が、すごく心の支えになっている。

本を買う余裕はないのだけれど、Amazon Audibleで本の朗読を聴くことで、心がほんとうに癒されているのです。

 

中でも、いま気になっているのは、「仏教」と「禅」に絡めて心の話をしてくれる本。

難しい本は無理ですが、わかりやすく書かれてある本を何冊も読み(聴き)あさっています。

これが、とても勉強になる。

 

今までにも自分なりにずいぶん心のことについて学んできたつもりではあるのですが、まだまだだったなあ。

わかったつもり、にしかなっていなかった。

私はなんにもわかっていないことが、よくわかりました。

 

もともと学ぶことは好きですが、いまは、苦しいからこそ、本気で何かに気づこうとしている。

この苦しさから抜け出るにはどうしたらいいのか、本気で模索している。

その答えは、どうやら「仏教」や「禅」の中にあるようなのです。

いままでに先人たちが残してきた哲学的考え方。

現代の社会では形を変えているように見える成功哲学の根底にあるものも、すべてそこにつながっているようです。

 

これまでにも何度も窮地に立たされるたびに学んだつもりでしたが、それはビジネスちっくなエネルギーを纏ったものであり、全然本質には至ってなかった。

わかったつもりになっていたなんて、いやいや恥ずかしい限り。

全然あまかったです。

となると、ここからが本当の学び・・・

いえ、人生とは一生学び続けるものなのかもしれません。

 

禅の修行に憧れがありますが、出家するのは無理。

だけど、この現世を生きていくこと自体を禅の修行として考えてみるのも良いのかもしれない。

いまはそんな境地になっています。